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ラミネートとは積層するという意味で、性質の異なったフィルムとフィルムを貼り合わせてそれぞれの特性を生かし、目的の性能を持った包装材料を製造する技術です。
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一般には2層〜3層構成が多いが、4層以上の場合もあります。ラミネート方法としては、押し出しラミネート(エクストルージョンラミネート、溶融し たPEをスリット状にフイルムに流し込み、圧着・冷却して巻取るもので、以後、ELと呼ぶ)とドライラミネート(フイルムとフイルムを接着剤で貼り合わせる方法で以後、DLと呼ぶ)の2つが代表的です。
OPP、PET、ONなど、ラミネートフイルムの表基材として使われるものをベースフイルム、ヒートシール材としてフイルムの内面に使用されるものをシー ラントフイルム、ベースフイルムとシーラントフイルムにサンドイッチされ、酸素、水蒸気、光などを遮断する目的で利用される中間基材のフイルムをバリヤー 性サンドフイルムと呼びます。
比較的低コストの包装材料で、防湿性はあるが、酸素透過度は大きいです。酸素の影響を受けにくい砂糖、塩、菓子、冷凍食品などの含気包装に使われます。
OPP/PE系よりは透明性、腰の強さに優れるが、耐衝撃性は劣ります。従って、液体包装には適していません。防湿性はありますが、酸素遮断性はありません。
酸素の影響を受けにくい乾燥食品、干菓子、雑貨など汎用的なフイルムとして広く用いられています。厚みはOPPは20〜50μ、CPPが20〜60μであるが、一般にはOPP20μ、CPP20〜50μが多いです。
ELではOPP/PE/CPPとなります。PP樹脂の押出しもでき、この時はOPP/PPダイレクトラミとなります。
けずり節に使われている代表的なフイルム構成で、酸素透過度が1cc/u・24hrs.atm.20℃dry 以下です。一般のKコートフイルムの酸素透過度が約10ccであることを考えれば、はるかにバリヤー性は優れています。
OPPは特に静電気防止性の強いものを使用し、シーラントも静電気防止タイプが必要です。厚みは20/12〜15/50〜70が多い。けずり節のほか、漬物、粉末スープ、高級菓子、珍味、日本茶などにも使われています。
ポテトチップスの袋に多く使用されている構成で、ガスバリヤー性、防湿性、光遮断性に優れています。でも、アルミ箔に比べれば劣ります。
実際のポテトチップス の包装はELで、OPP/PE/VMPET/PE/CPPという構成が多いです。もちろんポテトチップスだけではなく、光、酸素、湿気の影響を受けやすい内容品に適しています。
VMCPPは、防湿性は良いが、ガス遮断性は良くありません。従って、OPP/VMCPPは防湿包装用となり、ポテトチップス、キャンデー、クッキー、スナック菓子などに広く使われています。
また、冷凍食品のピロー外装、アイススティックなどにも使用されています。
OPPにK(PVDC)コートしたものがKOPで、防湿性、ガス遮断性に優れています。KOPはバリヤー材としては最も多く使用されています。KOPにもいく つかの種類があり、用途によって使い分けられます。
ボイル用KOPはPE、EVA、LLDPEなどとラミネートして漬物、こんにゃくなどの真空ボイル包装 に、ハイバリヤータイプのKOPは高防湿性を要求する菓子、ふりかけなどの用途に使用されています。
一般KOPは酸素透過度が約10cc、透湿度が約5g で、PE、EVAなどとラミネートして、ガス充填包装や脱酸素剤封入包装に広く使用されています。強度が必要な用途にはLLDPEがラミネートされます。
KOP/CPPはガスバリヤー性、防湿性があり、PEをラミネートするよりも透明性が良く、腰もあるので、一般乾燥食品、菓子、ガス置換包装、脱酸素剤封 入包装、小物のたて・よこピロー包装などに広く使用されています。
CPPは耐衝撃性がないので、水物、重量物包装には適しません。よこピロー自動包装では KOP#20/低温シール性CPP20〜30μ、製袋物ではKOP#20/CPP30〜50μが多いです。
